深愛なる君へ、この愛を捧げます。




いつもの道を車で走り、20分ほどで到着したのは保育園。




19時50分。
いつもよりちょっと早く着いた。




お義母さんが急かしてくれたからかな?




急かしてくれたお義母さんに感謝しつつ、保育園の門をくぐった。




「こんばんはー」




電気のついてる『ひまわり組』に声をかけると、保育士さんが直ぐに私に気付いてくれた。




「あ、こんばんは!にっちゃん、ママがお迎え来たよ!」


「ママきた!?」




ダッダッダッ
部屋から勢いよく走ってくる足音がどんどんこっちに近付いてくる。




「ママー!」


「日海(にか)。お迎えに来たよ」




飛びついてきたもうすぐ4歳になる愛娘・日海をしっかりと両手で受け止める。



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