寂しがり屋の殺し屋

「私がこんな時間まで寝たのは初めてだ……」

希海は背中に冷や汗をかきながら素早く準備を済ませると、二匹の頭を撫でて朝ごはんも食べぬまま用意された車に乗り込むと学校へと向かったのだった………




〜8時15分〜

すでに到着している可菜は…


「(希海まだかなぁ〜先生来るまで後数十分しかないよ〜)」っと呑気に考えていましたとさっ




〜8時23分〜

「 (本当に希海ヤバいよ)」

可菜が顔を青ざめた時、

ガラガラっと音がなり可菜が顔を向けると、

そこには若干汗をかいた希海が教室のドアを閉めている真っ最中だった………


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