そばにいたいの、ずーっとね。
遠恋の彼


遠恋の彼がいる…28歳、微妙な年頃。
わたし、太田麻友。

彼は、遠くの街に住んでいる。
会うはずのない彼と偶然、出会い、
彼が出張でらこちらにきて顔を合わせたり、
友達を交えて飲んだり
旅行のついでに、彼の住む街を案内してもらったり…
そうしてだんだんと、離れるのがさみしくなって…
好きなのかな、彼のこと。
これって恋なの?と
悩みながらも
彼の好きだよ、離れてても大事にする
たくさん、会う機会を作ろう、
LINEも、電話も、スカイプもあるよ!
絶対大丈夫!
そんな言葉に押し切られて
はじめた…遠恋。

幸せなんだと思う。

想われて
好きと言われて
求められて。

だけど、会いたいときに会えない彼

毎日ちょっとだけさみしい日々。

少しだけ、笑顔が曇る日々。

ほんとに幸せなのかな、麻友。


< 1 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop