青空の下月夜に舞う 3
余計なお世話だって分かってる。
だから敢えて知らない振りが、利口なのかな。


「……仲良くしてもらってる」


うん。ピッタリだ。

可愛がられてる、みたいな感じだしな。
友達……ふふふ。


「麻衣ちゃん顔ヤバイよ?大丈夫?」

「大丈夫。慶太郎程じゃない」


私達の会話に、ドッと周りのみんなが笑った。



退場門は流石に邪魔だろうと、移動することにしたけど、みんなは丁度いいから、と。
さっき慶太郎と響が居たテントに居るらしい。

ぞろぞろと、用具置き場のテントに入っていく皆。

私も、みんなとこうして体育祭に見たかったんだけど……



テントに向かう足が躊躇する。
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