俺様王子?!
【美姫は】



今は11時。そろそろ寝ようかなぁ~。
…ん?寝ると言えば………ベット一つしかない……恥ずかしいよ…。


――ガチャ――



「あ、龍斗。湯加減どうだった?」


「あぁ、よかった」



…そういえば…


「ねぇ!」


「なんだよ」


「龍斗って『あぁ』が口癖だよね!」


「あぁ、確かに…よくわかったな」


やっぱり!なんか嬉しい~!…何でだろう…


「おい、美姫デザート食いてー」


は?今11時だよ?太るよ?


「俺様は太らねーから平気だ。」


「…人の心読むな!」


「いいから、冷蔵庫にコーヒーとシュークリームがある」


「何いってんの?私は龍斗の奴隷じゃないの。それくらい自分でやってよ!」


私は奴隷じゃないのに!なんでいちいち私に命令すんのよ!


「退学…いいのか?」


「うぅ…わかった…やる…よ」


「ん。やれ」


私は龍斗にべーとやって台所へ行った。


~10分後~


「おいひぃ~!!」


「だろ?やっぱりお前は気にったか」


「へぇ?うん!ありがとう龍斗!おいしかった!」


「そう。じゃあ、かたずけろ」


「……はいはい」


龍斗が、私にもシュークリームをくれて、食べたら凄くおいしかった! だからかたずけも私かやってもいいかなぁ~って思ったの。


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