俺様王子?!



「じゃぁあれ乗るぞ!」


「え~!」


「あ?俺様の言うことは絶対に聞け!」


…久しぶりに出ました~俺様!


「…でも…」


「いいだろ?」





「はい…」


「よし!いくぞ!」


私達は走ってジェットコースターの列まで行った。


…もう少しで私たちの番だよ…

私が思ってると、


―ギュ―


え?

龍斗が私の手を握った。


「龍斗?」


「…これで少しは怖くないだろ?」


龍斗…


「うん!ありがとう」



~数分後~



「まもなく発射します。シートベルトをしっかりとおしめください」


「うぅ…」


怖いよぉー(泣)


「…怖かったら俺の手を握ろ。右手。シートに置くから」


「うん!龍斗!」


あ!そうだ!


「発射します」


―ガタンッ―



「キャァァァァァ!」


怖い!龍斗の手…


…私が龍斗の手の上に自分の手を乗せると、龍斗が握ってくれた。
ありがとう…


あ…そろそろだ!


…アレ!


「龍斗!」


「ん?!?」


私は龍斗のほっぺにキスをした。




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