虹の彼方に。
「どんなのがあるんだ?」
ルークが本を覗き込む。
クリアが机に本を置いた。
4人の頭がくっつきそうな距離で、本を覗き込んだ。
放課後の誰もいない教室で、机を囲んで何かを見ている4人は、きっと周りから見たら不思議な光景だろう。
「ほら、これとか」
クリアが指さすところには、サラルカ村とその周りの地図らしきものと、いろんな伝説が載っていた。
「村の海のマーメイドの噂...か。疑わしいな」
「伝説だからね」
「これとかなんだよ、267年に1度のヒキガエルの群れとか。気色悪いぜ」
ルークが肩をすくめた。
「ん?これなんだ?ページがくっついてる...」
ショウが本のページをめくろうとした時。
その伝説のページが、何かを貼り合わせた様な分厚さだった。
「剥がせるかな?」
「剥がしたところでどうなるんだよ」
「いや、わかんないよ?!サラルカ村の知ってはならない伝説が隠されてるかもよ?!」
クリアが興奮している。
「そうだね...!
何も書かれてなかったら、またのりで貼ればいいんだよ!!」
レアラもそれにのった。
「ショウ、剥がしてみようぜ!」
ルークが本を覗き込む。
クリアが机に本を置いた。
4人の頭がくっつきそうな距離で、本を覗き込んだ。
放課後の誰もいない教室で、机を囲んで何かを見ている4人は、きっと周りから見たら不思議な光景だろう。
「ほら、これとか」
クリアが指さすところには、サラルカ村とその周りの地図らしきものと、いろんな伝説が載っていた。
「村の海のマーメイドの噂...か。疑わしいな」
「伝説だからね」
「これとかなんだよ、267年に1度のヒキガエルの群れとか。気色悪いぜ」
ルークが肩をすくめた。
「ん?これなんだ?ページがくっついてる...」
ショウが本のページをめくろうとした時。
その伝説のページが、何かを貼り合わせた様な分厚さだった。
「剥がせるかな?」
「剥がしたところでどうなるんだよ」
「いや、わかんないよ?!サラルカ村の知ってはならない伝説が隠されてるかもよ?!」
クリアが興奮している。
「そうだね...!
何も書かれてなかったら、またのりで貼ればいいんだよ!!」
レアラもそれにのった。
「ショウ、剥がしてみようぜ!」