初恋名簿

すき



振り返ると


「翔太、、」

なんでいるの?わたし顔ぐちゃぐちゃだし。今は会いたくなかったな、


「ゆ、由夢が帰ってくるの遅くて、探してもいなくて、、佐々木に聞いたらここだって言われたから、、」


探してくれたんだ。すごい、嬉しい。


やっぱり翔太、好きだな



「翔太、好き。」

混乱してるせいか、口に出てた。


「え?」

びっくりしてる翔太、、ごめんね、迷惑だよね。


「ごめんね、わたし、翔太に好きな人いるのわかってる。でも、やっぱり、翔太が好き。誰にも渡したくないっっ、」


、、言っちゃった、っ、

これでもう、前みたいにふざけること出来なくなるかな、、

恐る恐る翔太を見てみた。やっぱりびっくりしてる。口、空いてるよ、

「まじ?え、え?」

「ほんとだよ?ごめんね、、」


わたしは、もう耐えられなくて、屋上から出ようとした。

「まって!」

「え?」



腕をつかまれて、引き寄せらせた。


「俺、俺も、ずっと好きだった。」

え?今、翔太なんて言った?好き?好き?何が?、、


「由夢に好きな人いると思ってたから、、今まで言えなかったけど、ずっと好きだった。」

「翔太は由亜が好きなんじゃなかったの?」


「はあ?そりゃ佐々木は可愛いけど、由夢の方が可愛いし好きだし!」


翔太の言葉に信じられなくて、また涙が出てきた。


「泣くなよ、、」

「だって、だってぇ、、」


だって、ずっとずっと好きだった翔太に告白されたんだよ?こんなにも嬉しいことはないよ、、



「、、付き合ってください」


翔太が言った言葉は、私がずっと欲しかった言葉。

「はいっ、好きだよ、翔太、、」

私が言った言葉で、翔太が赤くなっていた。









end
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