幼なじみはトップのヤンキー!?
そうしてその日の夜…

家に帰って部屋で漫画を読んでいると、

不意に聞こえてきたノック。

「は〜い」

そう答えるとママの声が返ってくる。

『結乃ー?悠真君来てるわよ〜』

………え!?!?

『悠真君、入って〜』

『ありがとうございます』

そんなはる君の声が聞こえたと同時に…

…ガチャ。

「は、はる君っ…」

「結乃。
………お前ちょっとは部屋片付けろ」

うっ…

入って第一声がそれってっ…

がーん…となっていると、

はる君はドアを閉めて

カーペットから起き上がった私の前に座る。

「…で、今日の朝、なんかあったのか?」

えっ、その話…!?

そう混乱しつつなんとか口を開く。

「え、えーっと…
…あ!そうそう、日直思い出してっ!」

「…この前日直だったばっかだろ」

う…。
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