カテキョ。

当時のあたしは身体も心もボロボロだった。

誰かにそばにいてほしかった。

隣にいてくれさえすれば、誰でもよかったのかもしれない。

誰かに必要とされたかった。

ただただ、一人が淋しかっただけだったんだ。
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