チャラ男くんの忠実なる犬
怖かった。


好きになって、傷つくのが…


「好き。」


何でかなー。


好きになってしまったよ。


「私も…」


「ぇええー!!!」


「煩い。
だから付き合ってあげてもいいよ。」


「マジで?」


「何回言わせんのよ。
アンタが好きなの!」


「嘘…だ…これ夢?」


「現実。」


抱き締められたまま
私はセツナにキスをした。


バカで…


煩くて…


女好きだけど…



悔しいくらい好きなんだ。


ま、泣き顔なんか絶対見せてやんないけど。




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