Believe*Future


教室には机が5個増えていた。
不思議でしょうがない。

人もいつもより来てる気がする。
何かあるのかな?
後で睦月に聞いてみよっ


私はボーと窓の外を眺めていた。


?「よっ、転校生。」


誰かが私に声をかけた。が無視。
後から面倒くさくなりそうだから。


無視をしたら、

ベシッ


何故か叩かれた。
これも無視。
これぐらいで怒るわけない。


ベシッ
ベシッ


…………。


「なんなの!!何回叩くわけ!
痛いでしょうが!!」


ハァハァ……。


?「そんなの転校生が無視するからだろw」


私は固まった。
なぜなら、不登校中の陽翔が目の前にいた。



陽「久しぶりだな。」


「何でいるの?」


陽「この学校の生徒だから。」


「それは知ってる。
不登校中って聞いてたから、来ないと思ってた。」


陽「俺も来るつもりはなかったけど、居るって聞いたから来た♪」



私はずっと1人
それでイイって思ってた。
気づいたら周りに人が居て、
それが当たり前になった。
けど、また1人になった。
それなのに、また私の周りに人がいる。


私、本当に弱くなったな。
誰かがそばにいないと
不安で不安で押しつぶされそうになる。


陽翔が目の前にいるのはびっくりしたけど、嬉しい。

陽翔を眺めてたら、
顔を赤くした。


陽「い、今からさ、サボろうぜ。」


顔を赤くした陽翔は全然決まってない。


「フフフ、イイよ♪」


私達はサボるために、昨日いた、中庭に行くことにした。




この時、私は思わなかった。
幸せが崩れかけていることを

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