Believe*Future


それから、私と美雨乃ちゃんは一緒にいることが多くなった。







ううん、違った。
美雨乃ちゃんは私とじゃなく、玲欧達の側にずっといることが多くなった。



透「…結愛、大丈夫?」


「え?うん、大丈夫だよ?」


流「違うよ、結愛ちゃん。
透は心配してるんだよ。」


「心配?」


流「元気がないから。俺も心配してる。
あの子が来てから元気がなくなったよね?」


「そんな事ないよ。
ほら、見て元気だよ。」



私は、モリモリと元気なアピールをした。
そっかァ、私は元気がなさそうに見えてたんだ。気をつけないとな。

私は、そう思い2人と一緒に下っ端の所に行き、何人かと話を始めた。


元々、私達は幹部室じゃなくて、透の部屋にいた。
幹部室は居心地が悪かった。




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