恋の方程式
*☆*生意気なアイツに出会いました*☆*
問1*☆*『入学式』
「うーん...」
教室から私は校庭を眺めていた。
「何悩んでんのよ」
「いやさー、誰かかっこいい!!って思うやついないかなーと思って」
「そうそういないでしょ。って言うか1年の品定めするのやめなさい」
それもそうだけどさぁー。
反論できない私は「むぅ」と口をとんがらせて黙る。
「おっ?おー!!あの子かっこいい!ってゆーか可愛いすぎるぅー!!」
「うるさい。人の迷惑も考えなさい」
「ふわぁーい」
私は倉島鈴鹿。
話してたのは、私の友達の平林恵美。
大好きな友達なんだ!
あと、すごい私の言葉に突っ込んでくれるんだー!
「それはあんたが馬鹿だからでしよ」
「あれ!なんで私の心の声が聞こえるの?!はっ、もしや恵実ってテレパシー少j」
「はいはーい、違うからねー。あんたが普通に声発してるだけだからねー」
「あ、うそ!声出してた?ごめんごめん」
冷や汗が出てくるよ。
よし、ここは逃げる!!
「逃がさないわよ」
「うん!ごめん恵実!」
教室から走り出すと、恵実が遠くの方で「待ちなさい!鈴鹿!」と言っていた。
待てと言われて誰が待つか!!
「ぶほぉっ!!!」
ドガッ!
「つっ!」
前をよく見てなかったせいで途中の教室から出てきた男子にぶつかってしまった。
「おいおい。大丈夫か?」
その後ろからもう一人男子が。
「あっ、はい!ごめんなさい!私は大丈夫です!」
「優、お前大丈夫か?」
「痛いよ」
そ、即答。
しかも私の心配じゃなかった...。
「あの、ごめんなさい。前見てなくて...」
「うん、だろうね。勢い良すぎて受身取れなかったよ」
笑いながら言う彼。
さっきは下見てたから顔見れなかったけど、かっこいい...。
「鈴鹿ー??」
恵実だ!
「ごめん、恵実!こっち!」
走りながらこっちへ来て驚いた顔をする恵実。
「何やってんのよ!ぶつかったんでしょ!」
「仰る通りです。面目ない」
やっぱ怒られた。
「ごめんなさい、私の友達が迷惑かけちゃって」
「うーん...」
教室から私は校庭を眺めていた。
「何悩んでんのよ」
「いやさー、誰かかっこいい!!って思うやついないかなーと思って」
「そうそういないでしょ。って言うか1年の品定めするのやめなさい」
それもそうだけどさぁー。
反論できない私は「むぅ」と口をとんがらせて黙る。
「おっ?おー!!あの子かっこいい!ってゆーか可愛いすぎるぅー!!」
「うるさい。人の迷惑も考えなさい」
「ふわぁーい」
私は倉島鈴鹿。
話してたのは、私の友達の平林恵美。
大好きな友達なんだ!
あと、すごい私の言葉に突っ込んでくれるんだー!
「それはあんたが馬鹿だからでしよ」
「あれ!なんで私の心の声が聞こえるの?!はっ、もしや恵実ってテレパシー少j」
「はいはーい、違うからねー。あんたが普通に声発してるだけだからねー」
「あ、うそ!声出してた?ごめんごめん」
冷や汗が出てくるよ。
よし、ここは逃げる!!
「逃がさないわよ」
「うん!ごめん恵実!」
教室から走り出すと、恵実が遠くの方で「待ちなさい!鈴鹿!」と言っていた。
待てと言われて誰が待つか!!
「ぶほぉっ!!!」
ドガッ!
「つっ!」
前をよく見てなかったせいで途中の教室から出てきた男子にぶつかってしまった。
「おいおい。大丈夫か?」
その後ろからもう一人男子が。
「あっ、はい!ごめんなさい!私は大丈夫です!」
「優、お前大丈夫か?」
「痛いよ」
そ、即答。
しかも私の心配じゃなかった...。
「あの、ごめんなさい。前見てなくて...」
「うん、だろうね。勢い良すぎて受身取れなかったよ」
笑いながら言う彼。
さっきは下見てたから顔見れなかったけど、かっこいい...。
「鈴鹿ー??」
恵実だ!
「ごめん、恵実!こっち!」
走りながらこっちへ来て驚いた顔をする恵実。
「何やってんのよ!ぶつかったんでしょ!」
「仰る通りです。面目ない」
やっぱ怒られた。
「ごめんなさい、私の友達が迷惑かけちゃって」