坂道では自転車を降りて
女の子で良かった

今日はもう、触らないと収まらない。制服の隙間から手を入れて、ブラウス越しに柔らかな胸に触った。
「やぁっ。んっ」
そのままゆっくり柔らかい果実を刺激する。
「触って欲しかったんでしょ?」
彼女は答えない。
「嫌?」
一応聞いてみる。でも多分、嫌って言われても止まれない。彼女は首を横に振った。

「だったら、逃げないで。少しだけだから。」
「でも、っぁ。。」
俺は彼女の躯を掴んで真っ直ぐ立たせて、壁に押し当てた。
「ちょっとだけだから。ね。」
「ちょ、と、だ、よ。」

背後から彼女の柔らかい耳たぶに噛み付きながら、両手で彼女の身体をまさぐる。
「んぁっ。。かみぃ、、くぅぅん。」
彼女は俺の指先に反応し首をのけぞらせ、切ない声で鳴いた。彼女の声に、仕草に、俺の中の獣が吠える。ちょっとだけとか言いながら、こんな声だして、俺に何をさせるつもりだよ。

俺は彼女の耳元で囁く。
「多恵、本当に綺麗になった。ねぇ。胸大きくなってない?」
みんな言ってる。俺はもう気が気じゃないんだ。本当は今すぐにでも全て奪ってしまいたい。

 夢中で彼女に触っていると、彼女がそのままずるずると落ち始めた。丸く開いた口からは甘く荒い息づかい。焦点の合わなくなった目はときおり閉じてまた開くけど、何をみているのか定かではない。手も脚も力が抜けてぶらぶらだ。

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