絶対主従関係。-俺様なアイツ-
 無事に迎えられた二日目。

明るく開始できた……わけじゃなかった。


 開場前に校内アナウンスがどこかの実況中継のごとく、熱く響く。

『お待たせしましたー!ドキドキの中間発表です!』

 ドキドキと心臓を打つ中、『第一位は……』と続く言葉を祈りながら待つ。

そして、その先に待っていたのは───


『二年上級クラスの円舞会!!』


 悔しさでいっぱいだった。

小町は、肩を落としきったあたしの隣にいてくれたけど、顔をあげるのも辛かった。


 あんなにがんばったのに、まだ届かないなんて──みんなに申し訳なくて仕方なかった。


『第二位は三年生の上級クラスですが、なんとココで下克上!』


 熱血なアナウンスはまだ続き、落ち込みきっていたあたしたちを奮い立たせた。


『僅差で二年B組が食い込んでいます!』


 辺りはきょとんと一瞬静けさを漂わせ、そして一気に盛り上がる。

なんていったって、あたしたちが頑張っていたことは、ムダではなかったのだ。



 血気盛んに二日目も、我がクラスは張り切っていた。

鼻をくすぐる香ばしさにつられて、一日目はあれからまずまずの売り上げだった。


もちろん隣のクラスなんかは親しみなれているものの、上級クラスになれば物珍しいらしい。

不思議そうに目を丸くし、口に運ぶ姿はなんだか微笑ましかった。


「じゃあ、愛子。あとはよろしくね!」



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