俺様と双子達2
あたしのパートナーは悠陽なんだもん。



生まれた時から決まってた事。



「誰か来た?」

「俺出る。」



こうして二人の時間を邪魔する人はやっぱり彼…。



でも好きで好きで仕方ないみたい。



「何でくんだよケンジ!!」

「メリクリ~!!会いたかったよ悠チャ~ン!!再開のチュウでもする?」

「しねぇよハゲ!!」



ケンジはライバルだけどめじゃないね。



悠陽が好きな人はあたしだから。



「もう食ったんだから早く帰れ!!」

「今日は泊まる!!」

「別にイイけど寝室のカギかける。さ、美羽ちん、ケンジほっといて行こうか。」



ほらね?



悠陽に愛されるのはあたしの特権なの。



「「オヤスミ~!!」」

「マジ放置!?」

「ゲストルームへどーぞ~。」



あたし、幸せ者…。



あたしだけに触れるその手が…。



幸せで溢れてる。



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