俺様と双子達2
香りの誘惑
【悠陽】



あぢぃ~…。



マジ溶ける…。



「わかんない…。」

「一枚写させてやるから脱ぐ?」

「イイ…。」



今日から夏休み。



無事にテストを落とさなかった俺達は珍しく今日休み。



だから美羽と宿題をさっさと終わらせる。



夏休みは仕事と旅行があるから。



でも美羽はわかんないんだって。



最近モデルをやってる美羽は授業についてくのでいっぱいいっぱいらしい。



身体に悪いからとか言って美羽がエアコンつけさせてくれない…。



マジ溶けるから…。



「なんで頭いいの…。」

「俺様、生れつき天才。」



俺は頭イイからもう全部終わった。



読書感想文だけ後回しだ。



「見せて?」

「ヤダ。脱ぐ?」

「脱がないからイイ…。」



頑固美羽…。



でも俺はする事なくてヒマだからジュンにゃんと遊ぶんだ。



カワイイ…。



「美羽ちんとこは行かないの!!今お勉強に必死だからな?」

「ニャ。」



マジ癒し…。



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