俺様と双子達2
俺と美羽って同じクラスになったことがない…。



小学校も幼稚園も…。



なのに今まで仲良くやってこれたのはマジで運命…。



「美羽はまだ着替えねぇの?」

「着替えたいんだけど…。」



ん?



それは俺に出てけって視線か?



今更着替えくらい…。



「出てきま~す…。俺リビングにいるから。」

「うん。終わったら髪巻いてくれる?」

「サクチャンに頼めよ…。」

「悠陽のがうまいもん。」



そんな上目使いで言われちゃ仕方ねぇ…。



それから俺はリビングでサクチャンの入れたコーヒーを飲んだ。



マジでレジェの味。



流石二人目のエリアマネージャー…。



今日もレジェで俺たちの入学祝するって言ってたし。



だから仕事は久しぶりに休み。



「琉伊君、俺少し寝たいんだけど美羽来たら起こして…。」

「おう。寝とけ。お前も蓮君似で身体弱いな~。」



全くだ…。



俺ってそんなに丈夫じゃない。



これはきっと日向じゃなくて蓮チャンの遺伝…。

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