俺様と双子達2
でもこれが蒼君だ…。



大好き!!



疲れ果てて眠ったら蒼君の体温があたしを包み込むのがわかった。



幸せ…。



眩しい陽射しに起こされたあたしが最初に目にしたのは蒼君の笑顔。



「ダルくね?」

「うん…。おはよ…。」

「起きんのおせぇよ。」



蒼君はもう着替えてて、髪もちゃんとセットされてた。



陽射しより眩しい…。



「残念なお知らせ。」

「何?」

「今から帰る。」



えぇぇぇぇぇ!?



夜までいるんじゃなかったの!?



「呼び出されたから帰らなきゃダメっぽい。」

「そっか…。仕方ないね…。だったら早く起こしてよ~!!」

「寝顔可愛かったから起こすのもったいなかった。」



蒼君!?



カワイイとか好きとか…。



言い過ぎだよ…。



嬉しいけど離れがたくなる…。



「なぁ、これちょうだい?」

「これ!?」



蒼君が指さしたあたしのネックレス。



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