茶髪くんと日陰ちゃん
私はすぐに駆け寄って風間君の前に立つ。
「ご、ごめん…待たせちゃって」
絶対怒られる…っ…
そう思ったのに…
「まだ約束の時間より早いし大丈夫」
予想外の言葉に私は少し驚いた。
「かわいい格好してんじゃん」
風間君は柔らかい笑顔で私にそう言ってくれた。
風間君が…私にかわいいって言った……。
「あ、ありがとう…。
これ…これもつけてきたの!」
私は頭を指さして風間君に見せる。
そうすれば風間君の顔がまたにこやかになった。
「やっぱり似合ってるよ」