茶髪くんと日陰ちゃん
コンコン…
体育館倉庫のドアにノックする音が聞こえる。
「!!」
誰かが来たんだ……
「え…俺らやべーよ」
男子生徒二人は慌てて立ち上がる。
ゆっくりと開く扉。
そこにいたのは……
「随分楽しそうだね?
俺も混ぜてよ」
ニッコリと黒い笑顔を浮かべた遠原君の姿だった。
「と…遠原 志月…!?」
二人の反応を見ると遠原君はそんなにすごい人なのかと思った。
「3秒以内にここから出ていけば見逃してあげる」
遠原君は落ち着いた口調で話す。
その言葉を聞いた二人は急いで体育館倉庫から出ていった。