俺の彼女は車椅子でした。


夕日が完全に沈んだ

辺りが暗くなった


「……奈々はどーして俺と付き合ってくれたの?」


「……好きだか……」

バーン

大きい音がした

目の前には優人がいた


一瞬何が起こったかわかんなかった

優人がゆっくり離れる


「今年の一発目の花火は俺のキスだな」


あぁ……今日は祭りだったんだ

……っていうか……今キスしたんだ……

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