俺の彼女は車椅子でした。

紙袋に服と化粧品を詰めた

車椅子に乗り、1人でバスで20分

舞美が放課後行ってる、養護施設。

わたしも中学までたまに通っていた


舞美が大きい部屋の隅でスマホをいじってる

周りは小学生くらいの子ばっかり


「舞美!」

「え…奈々?どうして?」

舞美が近づいてきた

紙袋を渡した

「これ、着替えて」
< 50 / 330 >

この作品をシェア

pagetop