それでもあなたと結婚したいです。

会議の終わった会議室。

見つめ合う男女。

まさに、そう!オフィス ラブ………!


「白川部長…私、ずっと白川部長の事が……す」


「ちょーっと待ったぁ!!」


「白川部長!!こんな所で独りになっちゃ駄目だってあれほど言ったのに何やってんですかぁ!!」


「花枝ちゃーん!!忘れ物しちゃって……大事な万年筆だったんだよぅ!」


「そうゆうのは私に言ってください。ちゃんと取ってきますから!」


「ごめんね?」


「それから、あなた!まだ、入って間もないわよね?この人の一体どこを見て好きになったって言うの?よーく見て、あなたよりかなり年上のおじさんよ!目を覚ましなさい!」


「花枝ちゃん……ちょっと言い過ぎではないですかー?俺、上司、上司!」


「とにかく!白川部長はこう見えて愛妻家なんです!どんな綺麗な女優が来たって目もくれません!だから諦めてください。」



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