Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜



「聞いたことない!!
聞いたことないよ〜!スイちゃん!!」


早苗さんが顔の前で
手のひら横に、ぶんぶん振ってる


アヤちゃんも


「うちも、水族館で聞いた時
独身ばってん…」




「だ…ばってん!
皆も、知っとーや?

うち真木しゃん好いとーばってん
… だけん、…指輪…」


「スイ…もしかして…
真木さんが左の指に、してた奴の事…?」


「そう…」


「―― あれ、大学卒業する時に作る
カレッジリングっていう…
婚約指輪とか、そういうんじゃ…」




「… へ」


「あ!左の?!!
うんうん!あれはカレッジリングだよ〜
私も女性用だけど、持ってる!
同じ大学の、後輩だから」




「… ホント…に?」


「真木さん一回
どこかに落としたらしくて
イニシャルとか色々、削れてるけど…」


「――― 早苗さん!
真木さんに誰か…
彼女みたいな人いたりするの
見た事ないですか?!」


「私は今年、エクレシア入って…
特にそういう人は、見た事…」


「…ぅあ〜もう!!
スイ!!はよ行きな!!」


「……… ぅ… えええええええ?!」





< 359 / 382 >

この作品をシェア

pagetop