運命のブレスレット
プロローグ
私はその人の手首にそれを付けた。



「私のこと、忘れないでね。」


という想いを込めて。




それが、



そのたった1個の輪っかが、



10年先の私の恋の歯車を再び回らせることになるとは知らずに…。










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