運命のブレスレット
「もうサヤちゃん最高!」


「サヤ流石だよねぇ」



授業中なのに、キャハハと笑いながら雑談をしてる女子のグループ。



あぁ、やっぱりだよ…。



そのグループの中心にいるあの子、



水野沙耶(みずのさや)…


茶色がかった肩下までの髪は、綺麗にくるくる巻かれていて


色白の小顔にはぱちっとした二重の目、綺麗なピンクの唇、筋の通った鼻がバランス良く並んでいる。



それにプラスでナチュラルメイクをしているのだから、相当可愛い。



可愛くてオシャレで、しかもスタイルもいい彼女は、もう早私の学年のアイドルになってる。


「水野ー、お前あの三宅先輩狙いだって聞いたけど本当なのかよー?」


「うん。本当だよぉー!」


コテっと可愛らしく首を傾げながら言う水野さん。


「え、ちょー最悪。俺サヤちゃん狙ってたのに。」


それにまた男子が加わって余計にうるさくなる。



「ちょっと今授業中なのに何なのこの騒ぎ?」


隣の夏帆が私に呟いた。


「うん。うるさ過ぎる…。」


「また水野関連でしょ?」


「そうみたい…。」


「もぅアイツっ!マジで嫌っ!嫌すぎる!水野って絶対裏あるよね⁉︎」


夏帆は水野さんと同じ中学校だったらしく、以前に何回か喋ったことはあるらしい。





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