運命のブレスレット
なぁんだ、司先輩か…


〈分かって下さったなら良いです。〉


送信して、ケータイをクッションの上に置いた。


「明日なんとかしよう!」


サヤは黒ではなく、白だった。


裏なんかなくって、あのキャラを演じさせられてたってことを夏帆にも報告しなくっちゃ!


私はもう一度ケータイを手に取ると


〈明日、昼休みに重大な話をしたいですっ!〉


夏帆にメッセージを送った。



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