【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
…やってしまいました……。
ガクリと肩を落とした時。
「樹紗ー!
監督が呼んでる!」
教室のドアの方から、女の子の声が聞こえてきた。
そちらに目を向けると、
そこに立っていたのは、樹紗ちゃんと同じベリーショートの女の子。
きっと、バスケ部の人だ。
「あっ、分かった!」
その声に反応して樹紗ちゃんは立ち上がり、私に向かって申し訳ないといった風に顔の前で手を合わせた。
「ごめん、未央。
ちょっと行ってくるわ」
「はい! 行ってらっしゃい」
私がそう返事をすると、樹紗ちゃんはお弁当箱を包み、ドアの方へと駆けて行った。
樹紗ちゃんを見送り、私も空になったお弁当箱を包み始める。