【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
で、でもっ、なんとしてでも男性恐怖症なことは隠さなきゃ…!
「な、何ですか……?」
「昨日、俺の看病してくれたの、大原?」
私のこと、覚えてくれてたんだ……。
できるだけ自然を装いながら
俯いたまま、コクコクと小さく頷く。
まさか、あの時何かやらかしちゃったでしょうか、私…っ。
っていうか……
「なんで、私だって分かったんですか……?」
昨日、結城くん寝てましたよね…?
「え? あ、あぁ。
ハンカチに書いてあった」
そう言いながら、ガサゴソとポケットの中から取り出されたのは、私のハンカチ。
そして丁寧にアイロンまでかけられたそのハンカチを、差し出される。
「看病してもらったこと、お礼言おうと思って」
「え……?」
「さんきゅ」
「…そ、そんな…」