【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
『お嬢さん、大丈夫かい?』
後ろから聞こえるおばあちゃんの声に、私は息も絶え絶えなんとか答える。
『大、丈夫、です……っ』
おばあちゃんをおぶり、手にはスクールバックを持ち、私は歩道を歩いていた。
帰り道、腰を痛めたおばあちゃんを見つけて、
『私がおぶって送ります!』
そう宣言した私だけど、体力のない身体にはそれはもう無謀すぎることで。
おばあちゃんに気を遣わせたくないから、弱音は吐けない。
だけど、もう、足と手が限界……っ。
足がガクッとふらつき、前のめりになる身体。
危ない…!
そう思った時。
私の身体は力強い何かによって、倒れるよりも早く支えられていた。
え……?
顔を上げると、そこに立っていたのは、同じクラスの結城くん。
『……っ』