【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜


結城くんは、男女問わず人気のある人で。




あんまり笑ったりはしゃぐタイプじゃないのに、いつの間にか人を惹き付けている。




男嫌いなことも相まって、一度も話したことが無い、そんな人が目の前にいて、倒れそうになった私の身体を支えてる───……。




『俺がおぶるよ』




『へ?』




そこでやっと、私は彼の身体がすごく至近距離にあったことに気づいた。




わわっ!




思わず顔を逸らすと、結城くんはそんな私には目もくれず、軽々とおばあちゃんをおぶった。




『ばーちゃん、家どこ?』




『あらあらすまないねぇ。

こっちさね』




おばあちゃんが指示した方へ、スタスタと歩いていく結城くん。


< 26 / 244 >

この作品をシェア

pagetop