この思い秘密です
近くまで行って確認すると、この公園の敷地内の多目的施設で地元の画家の作品展を
やっているらしいのだ。
ポスターには女の人の横顔が描かれていたのだが
その表情はまるで誰かを愛おしそうに見つめているようで絵に疎い私でも
引き込まれそうだった。
「いいよ。私も見たから行こう」
とりあえずお弁当の入っていたバッグだけを車に置いて
私たちは多目的ホールへと向かった。
多目的ホールの第一会議室でその作品展は開催されていた。
中に入ると画家の紹介が1枚の絵と一緒に展示されており
そこには・・・
画家である男性が奥さんと出会って亡くなられるまでが描かれている。
高校生の時だろうか・・・制服を着た彼女が少しはにかんだ仕草で前を見ている。
この絵を書いた将来旦那さんになる彼にジッと見つめられてどうしたらいいのか
戸惑っているようだった。
次の絵は部活だろうか・・・
弓道場で弓を引いている彼女の姿だった。
そして絵は彼女の成長が一枚一枚丁寧に描かれていた。
そして彼女が就職してしばらく経った頃に画家である男性と結婚
彼女は常に笑顔だった。
だが急に絵のタッチが変わってきた。
病気になって入院していたのだろう病室での絵が何枚も描かれていた。
そこでも彼女の表情は笑顔で男性を心から信頼し全てをさらけ出されており
私の胸は熱くなった。
そして最後の絵には「長い一日」というタイトルがつけられていた。
恐らく彼女と画家の最後の時間を描いたのだろう。
気が付くと私の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「この人、決して長い人生じゃなかったけど凄く幸せだったんだろうな・・・・」
つぶやくように出た言葉に淳平は
「ああ・・2人にとって素晴らしい人生だったんだな・・・」
と言うと私たちはしばらく時間を忘れ絵に見入っていた。
やっているらしいのだ。
ポスターには女の人の横顔が描かれていたのだが
その表情はまるで誰かを愛おしそうに見つめているようで絵に疎い私でも
引き込まれそうだった。
「いいよ。私も見たから行こう」
とりあえずお弁当の入っていたバッグだけを車に置いて
私たちは多目的ホールへと向かった。
多目的ホールの第一会議室でその作品展は開催されていた。
中に入ると画家の紹介が1枚の絵と一緒に展示されており
そこには・・・
画家である男性が奥さんと出会って亡くなられるまでが描かれている。
高校生の時だろうか・・・制服を着た彼女が少しはにかんだ仕草で前を見ている。
この絵を書いた将来旦那さんになる彼にジッと見つめられてどうしたらいいのか
戸惑っているようだった。
次の絵は部活だろうか・・・
弓道場で弓を引いている彼女の姿だった。
そして絵は彼女の成長が一枚一枚丁寧に描かれていた。
そして彼女が就職してしばらく経った頃に画家である男性と結婚
彼女は常に笑顔だった。
だが急に絵のタッチが変わってきた。
病気になって入院していたのだろう病室での絵が何枚も描かれていた。
そこでも彼女の表情は笑顔で男性を心から信頼し全てをさらけ出されており
私の胸は熱くなった。
そして最後の絵には「長い一日」というタイトルがつけられていた。
恐らく彼女と画家の最後の時間を描いたのだろう。
気が付くと私の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「この人、決して長い人生じゃなかったけど凄く幸せだったんだろうな・・・・」
つぶやくように出た言葉に淳平は
「ああ・・2人にとって素晴らしい人生だったんだな・・・」
と言うと私たちはしばらく時間を忘れ絵に見入っていた。