あたしだけのヒーロー
「「……ふはっ」」





まさかのすれ違いだ。




中学ではあたしで、高校では千里しかやってないだなんて。






「…ま、でもそっちの方が何の気兼ねもなく千里を応援できるし」





「うん、応援してね。」






明るい昔みたいな笑顔をあたしに向けてくれる千里に嬉しくなって笑い返す。





…昔の千里、だ。…あ、でも





「…千里、髪の毛伸びて大人っぽくなったね」






短かった髪は鎖骨あたりまで伸びていて、大人っぽく感じる。
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