「野球が俺の恋人」なんて言わせない!!
  「まぁ、、でも五十嵐はもう
  未来に手出したりしないから
  安心しろ。な????」


  悠樹にそう言われると、
  何だかこれ以上聞かなくても
  いい気がした。


  みんな頑張ってくれたんだよね??


  たとえそのやり方が多少手荒でも
  あたしは嬉しいよ??


  そこまでしてくれたことが。


  美香には悪いけど、あたしは美香の
  ことを可哀相だとか思えるほどいい
  性格してないし。。。。


  むしろもう一度会ったら気が済むまで
  怒りたい感じ。。。。。


  だからこう言えばいいよね?


  「まぁ、、いっか!!!あたしが
  いなかった時の話聞かせてよ!!!」


  今は、美香とかあたしを嫌ってる
  女子の話とかもういいや。


  一緒にいなかった時間を埋めたいよ。


  たくさん喋っておたがいの時間を
  共有したいよ??


  「そーだな。。じゃあ漣の話で!
  未来と喋らなくなってからの漣は
  もうそりゃひどかった。。。。」


  「は?!悠樹ふざけんなよ?!」


  あたしはみんなの話を聞く。


  あたしのいない間にみんなが誰か
  他の人と仲良くなってたら嫌だなぁとか
  かっこ悪いヤキモチを妬いたりして。


  自分ってこんなに性格悪かったっけって
  思いながらも、みんななしでは駄目な
  自分がいてちょっと嬉しかったりしたよ。


  ちゃんと愛せてるよね、、って。


  

   
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