愛してるって囁いて

私は、首をふりながら
「お粥作ってくるから
これを飲んで、汗かいていたら
着替えてください。
着替え何処にあるか、わからないから、
自分でできますか?」
と、言うと。

クローゼットを指すから
とれってことだな。と思い
あけて、用意する。
さすがに下着をとるのは、恥かしかったけど
洸さんが、じっと見てるから
適当にとって、洸さんの体を支えて
起こしてあげる。

キッチンを借りて、
お粥を作り、洸さんに食べさせた
(だって、口をあけるから
ふぅふぅして、食べさせた。)

薬を飲ませて、ちょっとだけ、
我慢してもらい
シーツを変えて
再び、横にすると
私の手を握って寝てしまった。
薬、効くといいけど。

そっと、手を抜き
アイスノンを張り替えて
お姉ちゃんに電話して、
近況をしらせる。

キッチンを片付けて
簡単に夕食をとり
お風呂をかりて
寝室に行くと

少し、息づかいが、楽になっていた。

洸さんのそばにいると
眠くなって、ベットに頭をのせて
寝てしまった。

夜中に洸さんを、また、着替えさせて
水分を飲ませて寝せる。

小さい子供みたいに、
私にされるがままで
うふふっ、可愛い。

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