クールな溺愛彼氏様⁉︎
並んで歩く帰り道。
私は、土日は椋平の家で過ごす。
とはいえ、私は仕事だから仕事終わりに会いに行くっていう生活。
私はそっと椋平の手に自分の手を重ねる。
椋平は、放したりはしない。
でも、椋平から繋いでくれた事ってないのよね。
「今日なにしてたの?」
「・・・寝てた」
「寝てたの?毎日仕事で疲れてるもんね」
他愛のない話。
真っ直ぐ前を向く椋平の横顔を見上げる。
いつ見ても、かっこいいなぁ。
「この道、暗いねぇ」
駅からの近道、大通りより一歩中に入った裏道は街灯もほとんどなくて薄暗い。
椋平の家に通うようになって1か月。
この道は初めて通った。
いつも一人の時には大通りを通ってたしね。
そんなことを考えながら歩くこと5分ほどで椋平のアパートについた。