俺であるために
エピローグ
カーテンの隙間から漏れる光りが顔に当たり、眩しいのを我慢し、目を開けた。


「ぁあ、寝た気しねぇ」


腕を伸ばし枕元の時計を見た。

「ふあ〜、やべ。また、遅刻!!」


急いで制服に着替えると、玄関を飛び出し学校へと向かった。

今年の春に入学したばかりのため、通い慣れない通学路を猛ダッシュで駆け抜ける。

息をきらせながら校門を飛び越えた時。

「おい、一年二組坂上晃(さかがみあきら)!!」


立ち止まり、そおっと振り返るとそこには、ザ・体育教師の山下が腕を組み、ずっしりと立っていた。

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