誰にも内緒の溺愛旦那様
「柚ちゃんって、何歳?」
「え、あ、17です……」
「17か。高2?」
「あ、今年18の…高3です」
「そっか」
水が運ばれて、会話が途切れた。
目の前には、キラキラした俳優さん。
緊張して、水を飲んだ。
こうなるんだったら、お昼断ればよかった……。
あたしといても、何も楽しくないのに。
あたしの印象も、悪くなるし……。
「柚ちゃん今日あそこら辺歩いてたけど、家近いの?」
「はい…、あそこからなら…10分くらいです」
「まじか。俺もそのくらい。方向はちがうだろうけど、ちょっと行ったところにあるマンションに住んでるの。あ、あんま言っちゃだめだぞ」
「い、言いませんっ……」
友達いないから言えないし………。