誰にも内緒の溺愛旦那様
『ほんとごめんな。
一人にさせてて………。
今日の便で帰れるから、明日…明後日かな?には東京に着くと思う…』
「はいっ………待ってます……っ………」
『柚…何かあった?』
「………凄く、嬉しいことが…!颯さんが帰ってきたら、お話しします」
『うん、分かった。帰ったらずっと柚といちゃいちゃしたいし、すぐ行くから』
後ろの方で、他の人の声が聞こえた。
もしかしたら、まだ忙しいのに電話をかけてくれたのかもしれない。
「じゃあ、待ってますね。切ります」
『うん。』
スマホを、ぎゅっと握りしめた。
颯さん…颯さん……っ……
さっき転んだことを……すっかり忘れて、
たくさんお腹を撫でた。