誰にも内緒の溺愛旦那様
「……にん…しん……?」
「はい。……2ヶ月だって…!」
「……どうしよう…ヤバいな……俺泣いちゃうかも」
懐かしい颯さんの声が、
体の中で溶け出す。
心地よい声。
暖かい腕があたしを包む。
「………颯さん…あたし、学校をやめてもいいでしょうか…」
「うん?」
「あたし、颯さんのそばにいたいんです。ちゃんと、料理を作れるように練習します……だから…」
「ね、柚……なんか、床に…」