誰にも内緒の溺愛旦那様







それから数日。



颯さんは毎朝早くにここに来て、


毎晩面会時間ギリギリまで居てくれる。





看護師さんが、颯さんをみるために10分毎にあたしの点滴の調子を確認したりしに来て、


その度に颯さんが笑顔で応対してくれた。




「週刊誌に奥さんが高校生だって書いてあってけど、本当なのね………」








廊下を二人で歩いていると、


たまにそんな声が聞こえる。



けど、

繋いだ手から、不安が取り除かれる。







「鳴海颯ってもっとクールな感じだと思ってたけど、こんなに奥さん思いの優しいかたなのね」



看護師さんがそう言ってくれて、









病院で初めて会った時に言われたことを思い出した。






< 211 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop