誰にも内緒の溺愛旦那様
ダイニングテーブルの後ろは本棚になってて、
あたしが大好きなドラマの台本の数々。
「よかったら、あげようか?」
「え、いや…」
「いろいろ書いてあるけど」
「いいです。
台本なんてもの、あたしの家に置いても…」
「じゃあまたここに来て見てよね。ってか、結婚して、柚が高校卒業したらここに住んで。」
「は…い……」
はっきから、呼び方が“柚ちゃん”から“柚”になってる。
それだけで心臓の音が凄いのに…
そんな照れさせるようなことをさらっと……。