誰にも内緒の溺愛旦那様
「洗剤もいれますね」
「うん、ありがとう」
鳴海さんは、ソファーに座って何か読んでいた。
多分、台本だ。
手を洗い終えたあたしに、
鳴海さんは自分が座ってる横をを小さく叩いた。
「柚、おいで」
「は、はい…」
隣に腰を下ろした…けど、
緊張で喉から出てきそう………何かが…っ……
「取ってるのに、増えてるものなーんだ」
「え?」
「なぞなぞ。なーんだ」
突然でびっくりした。
「あ、えと、…………あ!年!年齢!」
「凄いな、この問題知ってた?」
「いえ…、頑張って考えました」
「頭いいんだね。じゃあ……珍しいスミレみたいなものってなーんだ」
「スミレ…ですか………
珍しい……あ、もしかして、
チンパンジー…………とか!」