誰にも内緒の溺愛旦那様




「洗剤もいれますね」

「うん、ありがとう」


鳴海さんは、ソファーに座って何か読んでいた。


多分、台本だ。






手を洗い終えたあたしに、

鳴海さんは自分が座ってる横をを小さく叩いた。



「柚、おいで」


「は、はい…」





隣に腰を下ろした…けど、


緊張で喉から出てきそう………何かが…っ……



「取ってるのに、増えてるものなーんだ」




「え?」




「なぞなぞ。なーんだ」



突然でびっくりした。


「あ、えと、…………あ!年!年齢!」



「凄いな、この問題知ってた?」


「いえ…、頑張って考えました」


「頭いいんだね。じゃあ……珍しいスミレみたいなものってなーんだ」


「スミレ…ですか………
珍しい……あ、もしかして、
チンパンジー…………とか!」



< 52 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop