振ったのは僕だった。


「林さん!結構もう早くなってきましたね!」

『えへへ、でしょ~』

「はい!何だか僕まで嬉しいです!」


ニコニコしてて可愛いこの男の子は、岡田咲哉(オカダ サクヤ)君。
年は20才で、私の一つ下。


とは言ってもこの子は高校卒業してすぐにここに就職したから、仕事上は先輩なんだけどね。
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