ノイジーマイノリティー


そう



だからもう



あなた以外には



考えられない



こうして過ごす




一人の夜も




ショッピングも




それら全て



あなたを思って始まる





素敵な想い出になってしまうんだ





本当に




あなたはすごいなって思う




私は




あなたを思う




その気持ちを大切に




毎日生きていきたい





その先に




あなたが待っていること




信じられる




きっと



私に何かあったら



あなた



私と同じ様に



悲しんでしまうって







知ってる



いつも




あなたがくれる



コトバの中に



いつも見え隠れする



あなたの本心







痛いほど伝わって



そして



自分を大切にしなきゃって



思うんだ



ありがとう



その気持ちがいつも



私をどんなに幸せにしているか



どんなに強く抱きしめているか



そして思う




あなたの悲しむ顔だけは



決して見たくない 



考えただけで



いてもたってもいられなくなって



しまうんだ



もう一人ぼっちじゃないってね



そして



思う存分



あなたを思っていられる



今の自分がたまらなく幸せだって






そんな気持ち



蘭にだけは



話してしまう



「まるで夫婦ね、もうすでに。」



完全に呆れている



そう言って


週末の居酒屋




テーブルの上にある



レモン味のチューハイを



ゴクリと飲んだ




「ごめん、下らないよねこんな話」



人の恋話ほど



つまらないものはないこと



自分も知ってる



そう言って私は謝った



蘭はジョッキをドンと



机に置く



「違う、そんなに好きなら



一緒にいなきゃ駄目だと思う。」



そして枝豆をパクパク食べだした




「私なら耐えられないわ」



ん、なんだかご機嫌ナナメなのかな






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