ノイジーマイノリティー



休日は残ったお酒と戦って



自分のことをして過した



ハルにメッセージを何度も送る



手の中にある



この小さなスマホが



ハルみたいだった



休みのないハルは



時間を見つけて



返信してくれた



心はちゃんと繋がっている



そう思えた






そして



週明け



仕事だ



ハルに会いにいく



お金稼がなきゃ



それが



今の楽しみだ



ところが



その日に限って



朝から



良くないことが続いた



仕事が上手く進まない



問い合わせる為に



営業へと電話をする




すると



用事のある人は居なくて




別の男性営業マンが出た



態度の良くない奴



電話に出るのが嫌みたいだった



要件を話すと



適当な返事



仕方なく引き下がる



たまにいる



自分が特別だと思っている奴



どうもそんな感じだった



とりあえす



その仕事を保留にし



休憩をすることにした



休憩室で



紙コップの珈琲を買い



椅子に座ってスマホを触る



ハルからのメッセージはない



そこへ



何人かの営業マンがやってきた



私とは反対の所で



珈琲を飲んで話始めた



「本当にさ



困るんだよね、俺は忙しいっての



電話してきたって分からんし」



さっきの電話と同じ声だ



「あっちは暇かもしれないけどさ



こっちは



取引先との打ち合わせが



入ってるっての」



そう話す










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