ノイジーマイノリティー
着替えを終えると
更衣室を出る
駅までの道のりは
ハルとメッセージで会話を楽しむ
仕事終わった、美味しそうと
私が返信する
ハルからお疲れさまと
メッセージが届く
ありがとうと私
そこへ
蘭からお誘いのメッセージが届いた
週末だから一緒に美味しい物食べよ
と書いてあった。
そうだよね
今日忙しかったから
自分にご褒美くらい
いいよね
料理も片付けもしたくないし
早速返信
名駅で待ち合わせることにした
駅について
待ち合わせの場所に行く
まだ蘭は来ていない
週末の夕方だから
会社帰りのサラリーマン
今から旅行に出かける人などで
時計のあるコンコースは
混雑していた
待ち合わせの人も沢山いた
その人達に混じって
蘭を待つ
その間にハルにメッセージを送る
今から蘭とご飯
行ってらっしゃーいと返事が来た
嬉しかった
ハルも頑張ってねと
メッセージを送ると蘭が来た
ごめん、待ったと蘭
いま来たとこと話しながら
歩き出す
駅前が見えるテラスで
パスタを食べ、ワインを飲む
最近のお気に入りだった
エレベーターでビルを上がり
お店に行く
ハル君にメッセージ送ってたのと蘭
圭介は仕事と私
まあねと二人で顔を見合わせた
満席だったので
名前を書いて
店の前に並ぶ椅子に座って話をした