若頭の溺愛
すると、私の手を掴んでいた彼の手の力がゆるんだ。
よし、今がチャンス!
私は思いっきり手を振りほどき、ダッシュで学校に向かった。
私は走りには意外と自信あるのよね。
学校についたのは8時30分。
遅刻しちゃったけど、あの人から逃げれたし、よくやった私!!
授業がはじまるのは8時50分。
授業までには間に合う。
確か1時間目はHRだったはず。
よかった、授業が始まる前に学校について。
でも、あんまり教室には入りたくない。
私はそんなことを思いながら、教室のドアをあけた。
教室の中をみわたすと、一部の女子が私を睨みつけてくる。
あー・・・・。
これだから教室にあんま入りたくないのよね。
まあ、あの人から逃げられただけましか。